〜小さな心に寄り添うために、大人ができること〜
私の家庭でも、飼っていたハムスターの死、私の母や祖父の死…多くの別れの場面がありました。
ペットちゃんとの別れは、大人にとってもつらいものですが、お子さんにとっても【初めて経験する深い喪失】の場合が多いです。
命の大切さ、永遠ではない存在、そして【お別れ】という現実。
そんな大切なことを、ペットちゃんはその命をもって子どもに教えてくれます。
でもその一方で、まだ心の整理がうまくできず、言葉にならない悲しみを抱える子も多くいます。
そんなとき、大人としてどんなふうに寄り添えばいいのか…。

■ 無理に元気づけなくていい
『元気出して』『泣かないで』と声をかけたくなる気持ち、よくわかります。
でも、子どもがちゃんと“悲しむ時間”を持つことは、とても大切なことです。
泣いたり、怒ったり、黙り込んだり。
どんな反応も、すべて【その子なりの悲しみの表現】だと思って見守ってあげてください。
■ 思い出を一緒に振り返る
一緒に写真を見たり、思い出話をすることは、心の整理にとても効果的です。
『〇〇がいたから、あの時すごく楽しかったね』
『最後まで頑張ってて、えらかったよね』
そんな風に、悲しみだけでなく“ありがとう”の気持ちを一緒に感じていけたら、心は少しずつ前を向いていきます。
■ お別れに参加させる
火葬の前に、お花や手紙を添えたり、『またね』と声をかけたり。
お子さんが自分なりにできる“お別れ”を用意してあげることは、とても大切です。
火葬や供養の場面に立ち会うことで、『ちゃんと送ってあげられた』という気持ちが残り、後悔の少ない別れになります。
■ 表現する機会を与える
絵を描いたり、手紙を書いたり、折り紙でお供えを作ったり。
言葉にするのが難しい子には、『手を動かす』ことが、気持ちの整理につながることもあります。
『どんな気持ちだった?』『この絵、何を描いたの?』と聞きながら、大人も一緒になって作ってあげてください。
子どもは大人以上に、ペットちゃんと深くつながっていることがあります。
そのぶん、失ったときの衝撃も大きいけれど、ちゃんと見守ってもらえれば、命の大切さや思いやりをしっかりと受け取っていきます。
『ありがとう、大好きだったよ』と言える気持ちが、きっと心を守ってくれるはずです。
愛の丘は、そんなご家族様の時間にそっと寄り添える場所でありたいと思っています。
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